構築のススメ

4.ランドのあれこれ



これまでの項ではあまりランドカードについて触れませんでした。 ここではそのランドカードについて見ていくことにしましょう。



♦街について

<街> であるランドの重要性については以前にも少し触れましたが、 ここで改めて振り返っておきましょう。

まず第一に、 街をプレイすることで自分のパーティの負傷キャラが全て回復します。 これは、 このゲーム中においてもっとも効率の良い回復方法です。

そして第二に、 街が地図上に存在することによって退却による損失が軽減されます。 たとえ退却数3のモンスター相手でも、 最新ランドの1つ手前に街があれば、 退却によって実際に失われるランドは1枚で済むのです。

さらに付け加えるなら、 これらの効能はデッキに街を入れるだけで実現できるということが重要で、 デッキの種類をほとんど選ばない簡便さがあります。 多くの街はランドレベルが0です(※1)が、 それを補って余りある恩恵が得られるでしょう。 なので、 初心者のうちは街は4〜8枚くらい入れておくと良いと思われます。




♦荒野について

そもそもこのゲームでは、 手札にあるカードはどれでも自由に未開地としてプレイすることができるため、 ランドとしてプレイするしか使い道の無いランドカードは、 よほど大きな恩恵が得られるものでもない限りデッキに入れる旨みが少ないと言えます。 その点、 街はランドカードとしては様々な恩恵をもたらしてくれるためにデッキに入れる価値があるというわけです。

しかし街と比べ目に見える恩恵の少ない荒野 (街でないランドカード) は、 このような観点からは低く見られがちです。 その中で、 デッキに入れる価値のある数少ない荒野としてはランドレベルが2であるランドカードが挙げられるでしょう。 2レベルのランドは、 それをプレイすることで一気に2レベルぶん進めるため、 相手との競争で先行したり追いついたりするのがとても楽になります。 これら2レベルのランドはおおむねデメリットを持っていますが、 それ相応の強さを秘めていると言えます。

それ以外の荒野はそれほど旨みがあると思えないので、 あまりオススメできません。 キャラ、 モンスター、 スキル、 ミラクルなどの中には、 荒野を支配していることによって恩恵を受けられるカードが何種類かずつ存在してはいますが、 それらを使うにしてもそれらのカードを充分な数だけ集め、 デッキをそれ専用に調整する必要があるため、 初心者のうちは手を出さないほうが無難でしょう。




♦未開地について

これは未開地についての説明というより、 デッキを組むときの1つの指針みたいなものですが、 「どこかで必ず必要になる」という類のカードがあるなら、 それは2枚以上デッキに入れておいたほうがいいでしょう。

例えば、 9レベルのモンスターがデッキ中1枚しか入っておらず他のモンスターは6レベル以下のものばかり、 というようなデッキをプレイしているとき、 最序盤にその9レベルモンスターを引いてきてしまったとしましょう。 本来なら、 その時点で役に立たないカードは未開地にするというのが常套手段です。 しかしデッキ中唯一の高レベルモンスターを未開地にしてしまうと将来に不安が残りますし、 かといって9レベルモンスターを手札に残せば、 それは当面のところ使うことのできない “死に札” になり、 (現時点での) より有用なカードを未開地にあてることになってしまいます。

同様にして、 重要なカードを役に立たないタイミングで引いてきてしまったとき、 そのカードの機能を他で代替できず、 かつデッキに1枚しか入っていないとなると、 それを未開地にすべきかどうかでとても難しい選択を迫られることになります。 未開地にしてしまうと将来おとずれるかもしれない危機への備えを失ってしまい、 手札に残せば死に札になって今現在の展開に支障をきたしてしまうのです。

こういった状況を回避するために、 「どこかで必要になる」 と思われるカードは最低でも2枚は入れたほうが良いでしょう。 私がよくやるのは、 デッキ全体を眺めてその中からランダムで1〜2枚を取り除いたとき、 それでもちゃんとデッキとして機能するかどうか検証するという方法です。 これを試すと、 そのデッキに欠くべからざるキーカードが見えてくるので、 枚数の調整の目安になります。

中には 「どこかで必要になるかもしれないが、必要じゃない場面が多い」 というカードもあるでしょう。 前述の9レベルモンスターなどがよい例です。 その場合には、 もう少し用途の広いカードで似たような機能を果たすものに置き換え、 枚数を増やすという方法も考えられます。 今の例で言うなら、 9レベルモンスターと6レベルモンスターの枚数を調整するなどして7〜8レベルモンスターを3枚入れる、 等といった方法です。

とりあえずデッキ中1枚だけで大丈夫なのは、 スタートキャラと、 「あったら便利」 程度の水準のカードだけだということです。 「どこかで必要になる」 カードは、 その必要性に応じて2枚以上ずつ割り振るのが必須になります。




※1中には1レベルないし2レベルの街もありますが、 それらはいずれもなんらかのデメリットを伴うので、 初心者のうちは扱いづらいかもしれません。

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